星空と猫が好きな管理人ほしねこのFX比較情報サイトです。投資の損失で星屑にならないための鉄則をお伝えします。
今回は管理人の私のこれまでのFX取引の事についてちょっと話をしてみたいと思います。
私はトップページの方でも書いていますが、このFX取引に興味を持ったというのは、だいたい2007年頃で、その頃は今と違って、事務機器の販売をしているサラリーマンでした。(今の仕事も似たような感じですけど…)
安月給の中で、家庭環境の中でもいろいろと会って、親の介護の事等をいろいろ真剣に考えなければいけないと思わされることも重なり、とにかく今のような仕事を続けていては、この先の自分の将来というものはかなり暗いものになる!
という事を感じ、とにかく何とかして、お金を稼がなければいけないと思っていました。
ですが、私が勤めていたその頃の会社というのは、もちろん副業はNGですし、副業がどうのというよりも、そもそもその副業に取り組むための時間を確保する事ができないくらい、毎日朝も早くて、夜も遅い仕事でした。
トドメに、休日出勤や、お盆や正月の呼び出しもある…という、まさにパーフェクトな環境の職場で、とにかく、ここに勤めていた時には、将来への不安でいっぱいでした(笑)
このような環境の中で、将来何かの資格を取るために勉強したり、もっとお金を稼ぐために副業をしたり…という事がかなり難しい環境の中で、本屋さんでいろいろ何か方法はないか?と立ち読みをしていた時にしたのが、このFX投資でした。
当時の私は、株式取引や、このような外国為替の取引などの事については全く知識がありませんでしたし、また、親からの影響で、投資というものは恐ろしいものだという事をさんざん聞かされていましたので、そもそも触れる機会もありませんでした。
ですが、どんなタイトルだったか忘れましたけど、
みたいな話だったかと思います。
そんなうまい話があるのか!というところから引き込まれてその本をいろいろ読み、そこからインターネットでもいろいろ調べて、最終的に、自分でもFXを始めるという事になりました。
このときには、アメリカのドルの金利も結構高く、またオーストラリアやニュージーランドの金利の利息がかなり高い時期でしたので、これらを保有しているだけで、ある程度を勝負すれば、確かに1日1万円の利息がもらえるというのも現実的なものでした。
実際、始め身たところ、1日1万円とはいかなくても、3000円ぐらいの利息がもらえるような世界に入ってきて、しかも円安がどんどん進行して、ポジションの含み益も大きくなる…という事で、まさにほんの短い間でしたが、すごく夢のように期待が膨らんだのを覚えています。
FX投資で500万円ぐらい貯金したら今の会社を辞めて、少し海外旅行にでも行って、これからの人生を考え直したい…などと思っていました(笑)
ですが、
この時には申し訳ないですが、あまりにもショックが大きすぎて、会社を2日間休ませてもらいました。
本当に、今思い出しても、その絶望感がよみがえってくるぐらい、まさに地獄のような精神状態でした。
FXでの投資をするという事は、大きく利益が出ることもありますが、こういった大暴落によって、一撃でそこまでの財産を失うという事もありえるわけです。
今考えれば、安月給の頃に、コツコツ貯めていた百万円に満たないお金の損失で、非常に貴重な社会勉強させていただいたという事になりますが、いやはやこの時の精神状態というのは、ほんとに地獄をさまよっているような気分でした。
この経験があまりにも痛く、そこから2年ぐらいFXの世界からは遠ざかっていたのですが、次は中期から長期的な投資をするという方向性で考えるようになり、またこの市場に戻ってきました。
そこからは、紆余曲折ありながらも、まあそれなりに続けられる環境になってきて、今に至っています。
かなり長くなってきましたので、その過程の話については、また次回にでも詳しくお話してみたいと思います。