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2024/11/02

リラックスと呼吸法のご紹介

リラックスと呼吸法のご紹介

 

こんにちは☺︎

前回は呼吸の大切さについてお話しましたが、

今回は実際に呼吸を使って心身をリラックスさせる方法をご紹介していきます。

 

✳︎

 

心身の不調和をほぐすには、何をおいてもリラックスしてゆるむことが大事です。

 

ゆるんだときこそ、本来の身体の流れが自然に戻り

もともとの健康状態へと帰っていくからです。 

からだこころが巡りよく、おのおの機能が自然に働く状態。

 

いつでもそうなれたらいいのですが、本当にしんどい時に

今すぐリラックスして!

なんて身体に言っても難しいものです。

 

そんなときに使っていただきたいのが、ご自身の「呼吸」。

意図的な呼吸は魔法のようにあなたを助けてくれます。

 

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◯リラックスを促す逆腹式呼吸法

 

逆腹式呼吸は腹筋の弱い方でもやりやすく、効果を感じやすい呼吸法です。

とくに腹式呼吸が苦手な女性の方におすすめ。

 

繰り返し行うと心身が安心するのを感じられるようになると思います。

 

お腹の大きな動きで腸がマッサージされるので、自律神経が整ってリラックスし、

便秘改善、適度な腹筋運動にもなる嬉しい効果がありますよ☺︎

 

 

✳︎姿勢

座っても立っても、仰向けに寝てもできます。

肩はゆるめて腰は自然にのばします。

 

眠りにつく前や朝起きたときにお布団の中で行うと、寝つきも目覚めもよくなります☺︎

 

では、はじめましょう。

 

(1)軽くため息をつくように息を吐き、肩周りを脱力します。

鼻からゆっくりと息を吸いながら、お腹をきゅーっと引っ込ませていきます。

できる方は、息を鼻の上の方に通しながら、頭のてっぺんに吸い上げるようにします。

頭頂が天に優しくつまみあげられているイメージ。

お腹はへこませますが、苦しくなるまで吸わなくて大丈夫です。頑張らないようにします。

 

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(2)次に口から吐きながら、お腹を膨らませていきます。

このとき、息を頭のてっぺんからお腹に向かってゆっくりと吐き降ろすイメージで吐いていきます。

氣が頭からお腹にフワーっと降りていく感覚を感じてながら、お腹を充実させていきましょう。

繰り返すうちにだんだんと気持ちが落ち着いていきます。

 

(もし鼻から吐くほうが自然なように感じたら、ご自身の感覚に従って下さい。鼻から吐くと呼吸器・循環器系に効いていきます。)

 

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(3)吸い上げる→吐き降ろす→お腹を充実させる、を繰り返します。

お腹に暖かい氣が満ちていくのをイメージし、ただただそれに任せます。

横隔膜や内臓を大きく動かしますので、実際にお腹がじんわりと温まっていきますよ。

1分〜数分間続けて、じっくりと感覚を味わってお腹を充実させましょう。

身体の内側に暖かいお部屋があるように感じたらばっちりです。

 

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はじめは慣れないかもしれませんが、続けていくと自然にできるようになります。

 

お腹の動きが難しい方は無理をせず、

吐き降ろすイメージでお腹を充実させるだけでも気持ちが落ち着きます。

 

おためしください☺︎

 

 

✳︎

 

 

今この一瞬もあなたがあなたとして 

心地よくいられますようー

 

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